■日時 : 2014年12月23日(火) 14:00~16:30
■会場 : 川崎医療福祉大学 本館6階 6001演習室(定員35名)
■会費 : 無料。どなたでも参加できます。気軽にご参加ください。
■テーマ: 被害者救済と福祉 ―被害者の立場から―
■発表者:平松邦夫・社会福祉士(森永ひ素ミルク中毒の被害者)
―― 昭和30年夏に起こされた、森永ひ素ミルク中毒事件は、私の生き方に様々な影響をもたらしました。その軌跡と経過から学んだことをお話しし、私自身も考える場になればと思っています。(平松)
・・・森永ヒ素ミルク中毒事件・・・
「1955(昭和30)年の6月頃から8月にかけて、近畿地方以西の西日本一帯で人工栄養児の間に原因不明の病気が集団的に発生しました。罹患した乳児がいずれも森永ドライミルクを飲用していた事実から、岡山大学の浜本教授らによって、MF印のドライミルクを分析した結果、乳児が飲めば亜急性ないしは慢性のひ素中毒を起こす量のひ素が検出されました。」
「被害児の数は1956年6月の厚生省発表によると、12,131名にのぼり、そのうち明らかにひ素中毒と認められた死亡者が130名という、世界でも例を見ない大規模な乳幼児の集団食中毒事件でした。」
(「森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会」ホームページより)
⇒ http://www.mhhm.jp/cont5/main.html