20201101 第6回〈ケア〉を考える会(京都・岡山)合同オンライン会
木ノ戸昌幸『まともがゆれる』を読む(2)
宮地尚子『震災トラウマと復興ストレス』を読む
〈ケア〉を考える会のご案内です。
Zoom オンライン開催します。
▼日時:11月1日(日)
・読書会⇒15:00~16:30
・懇親会⇒17:00~19:00
▼前半は、木ノ戸昌幸著『まともがゆれる』読書会。
前回に続いて、この本を読みなおします。
▼そして、後半は新しい本。
「トラウマ」がテーマです。
「トラウマ」は、「心的外傷」「心の傷」のこと。「強いショックによって心に受ける深い傷を意味する語」です。
宮地尚子(みやじなおこ)さん(一橋大学大学院教授、精神科医師)の次の本を読みます。
『震災トラウマと復興ストレス』(岩波ブックレット)550円、2011年
かなり、読みごたえがあります。
読んでなくても、途中まで読んだという方も、遠慮なくご参加を。
▼Zoom で実施します。
「〈ケア〉を考える会 合同オンライン・ミーティング」
・ZoomのURL、ミーティングID、パスワードなどは ⇒「お問合わせ」ページより
・参加:無料。どなたでも参加できます。読書会と懇親会、どちらか一方の参加も可。
林宅「よりあい場ぁ(BAR) もみの木」でも参加できます。⇒定員6名⇒要申込
▼宮地尚子さんには他に次のような著書があります。
『トラウマ』(岩波新書)968円 2013年
『傷を愛せるか』(大月書店)2200円、2010年
『トラウマにふれる 心的外傷の身体論的転回』(金剛出版)3740円、2020年
『環状島=トラウマの地政学 新装版』(みすず書房)3520円、2018年
『トラウマの医療人類学 新装版』(みすず書房)5060円、2019年
『傷を愛せるか』のAmazonレビューに次のコメントが載っていました。
「傷を愛せるか。弱さを抱えたまま生きていられるか。傷や弱さを否認することなく、隠そうともせず、強い「鎧」を重ねて己を防御するのでもなく、ありのままの傷や弱さを受け入れたまま強くあることはできるか。そんな静かな問いが聞こえる。」
よろしくお願いいたします。