こちらのホームページもご覧になってくだい。
⇒⇒ http://care-kyoto.jimdo.com/
2003年に始まったこの会は、細々とではありますが今も続いております。
継続は力なり、です。
なお、ここには2013年から2017年までのチラシなどを掲載しています。
それ以前、また、2018年以降については、直接、会のホームページをご覧ください。
〈ケア〉って何だろう。
「〈ケア〉の哲学」というようなものがあるのだろうか。
そんなことを思いながら、いろいろな本を読みあいます。
読んだことが、すぐに〈ケア〉の現場で生かされるというようなことはほとんどありません。 しかし、そこで学んだことが、あとから、じわじわと、ボディーブローのように効いてくるのです。
といっても、読書会の後の食事会・飲み会が楽しくて、この会は今まで続いてきたようなところがありますが。
本を読むこと。
話すこと。
聴くこと。
語り合うこと。
食べること。
飲むこと。
学ぶこと。
これらはひとつのことなのです。
そのなかで、「自分」が作られてきたようにも思います。
長田弘さんは『幸いなるかな本を読む人』のなかで
「わたしが本について、ではなく、わたしが本によって語られているという、どこまでも透きとおってゆくような感覚」
と述べています。
〈ケア〉と同様に、「わたし」と「本」の関係も「双方向」です。
「「私」とは、生活の歴史のなかで積み上げてきた他者との共同的な関係の、その場その場の集大成である」
浜田寿美男さんのことばです。
「他者」(本も含む)との「関係」が、「わたし(私)」を豊かにします。
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〈ケア〉を見つめて、
ゆらぎ、迷い、悩み
考える
正解答や結論がないことが多い
逆に、わからないことが増える
あるのは、学びたいという思い
“縁” が大切
関係というか、繋がりというか
自分を生かしてくれるもの
自分の存在を支えるもの
いっぱい
読んで、話して、聴いて、食べて、飲んで
この小さな場から
何かが起こる
かな